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2006年06月22日
非エロ・いちご電車は小鯛雀寿司の夢を見るか?02
で、ワンマン運転とくれば運転席まわりに運賃箱だの運賃表示器だのが設けられる事も多い訳ですが、高野線時代を知らない人へ「最初からこうでした」と言っても信じて貰えるのではないかと思えるほどしっかりした仕上げです。
2006.6.26追記。後述の貴志駅や伊太祈曽駅の構内の写真でもお解り頂けるかと存じますが、南海電鉄が施設維持に手を抜いていなかった姿勢が伺えます。
沿線はおおむね伊太祁曽伊太祈曽駅まで住宅地が途切れる事なく続く感じです。その後、大池遊園駅前後で、高野線を彷彿とさせるが如き森の中の登り勾配になりますが、終点貴志駅にかけて再び農家を主体とした郊外住宅地が広がります。車内は貴志へ下る電車ということもあって、下手をすると座席に横になれる(^_^;)程度の空き具合ですが、各駅でお客さんを降ろしながら淡々と走っていきます。
そういえば、某トヨタ車のキーとクラッチバックを手にした、いかにもヤンキー上がりなスエット&ジャージ姿のお兄さんが、慣れない手つきで料金を払っておられたのが微笑ましかったですな(^^ゞ
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とりあえず終点の貴志駅まで乗ってみました。貴志駅はプラットホーム1面だけのつくりですが、駅舎や設備はきちんと整備を受け続けた印象です。
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で、貴志駅前に立つと、予想していたよりも町中という雰囲気でした。駅のある高台から見下ろしても発展途上の住宅街という感じですね。
ここで貴志川線の廃止に絡んだ推移に話を戻すと、
和歌山県は
・南海から和歌山市・貴志川町が貴志川線敷地を買い取る費用を負担
・上記敷地分の固定資産税を減免
・将来の修繕費用(上限2.4億円)を負担
和歌山市と貴志川町(現:紀の川市)は
・向こう10年間で最大8.2億円の赤字欠損補助
・南海から譲渡される貴志川線設備と電車を引き受ける=南海に代わる鉄道事業者を公募で募る
という施策を打ち出します。
で、代替業者公募に応じた9者の中から選ばれたのが、何と岡山に本拠を置く両備グループの岡山電気軌道だった訳です。岡山電軌は現地法人として和歌山電鐵株式会社を設立し、国土交通省から鉄道事業の譲渡譲受認可を受けます。こうして元高野線の角ズームカー電車(笑)2両編成×6本=12両は2006年4月1日をもっていちご電車になった訳です。
ではあの車内ポスターに描かれた白い電車は何?ということになりますが、実はこの写真を撮影した5月の時点では「とりあえず南海から設備をもらって新しい会社としてスタートしたばかり」でして、この6月末に改装した電車の第1編成が竣工するのに併せて「グランドオープン」する行事が控えているのだとか。
その改装ですが、九州出身の方や鉄分の濃い方にはお察しの通り、某巨大掲示板の鉄道路線車両板・鉄道総合板ではミトーカで通ってしまうwドーンデザイン研究所を主宰する水戸岡鋭治氏が手がけているとの事です。なんでも水戸岡氏は岡山出身ということで、地元の有力バス会社である両備グループの仕事も手がけ、両備傘下の岡山電軌が導入した低床路面電車「MOMO」や、元東武日光軌道線路面電車「KURO」をプロデュースした実績もあるとか。そんな方がデザインすると、高野線ズームカーがJR九州の「白いかもめ」もびっくりのとんでもない姿になるであろう事は想像に難くありません(^^ゞ
では、次項は目下、その改装工事でおおわらわであろう車両基地のある伊太祈曽へバックしてみたいと思います。
投稿者 まぐろ : 2006年06月22日 17:30
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