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マンガ嫌韓流3 (晋遊舎ムック)
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2006年06月20日

非エロ・紀州鉄道は清姫一夜寿司の夢を見るか?08

という訳で、折角来たので西御坊駅周辺を観察してみましょう。
墨痕淋漓とした木製標板に目がいくわたくし。








小さいながら出札口もちゃんとあります。








そそ、少しでも増収に貢献させて頂こうという訳で天王寺までの切符を求めさせて頂いたところ・・・出てきた切符は何と硬券です(^^ゞ>行先が玉造になってるのは「天王寺と同じ料金ですから」ということでした。これはJR(国鉄)の運賃計算を考えると納得できますね。





駅前はこんな感じです。キテツ1型がいないと駅とは思えないかも知れませんね(^_^;)






 
ちなみに駅前?商店街ですが、ご多分に漏れずここでも市街地空洞化というか、郊外のロードサイド店にお客を奪われているのでは?と勘繰りたくなる雰囲気です(右写真の遠景には原付で来店するお客さん数名が写っていますが)。

そういえば、帰りの車内で乗り合わせた「フルムーン夫婦グリーンパス発行条件を満たしていると覚しきお年の」ご夫婦に私のカメラを見て「雑誌か何かの取材ですか?」と聞かれたのですが(E300にバッテリーホルダを付けていたので素人に見えなかったのかしら^^;)、そのときの雑談。
わし「大阪の地下鉄に乗られた事あります?御堂筋線以外は赤字なんですよ」
奥様「え!あれだけ人が乗っていても赤字なんですか?」
旦那様「・・・うーん(-_-;)」
わし「谷町線だけは赤字と黒字の境目を彷徨ってるそうですけどね」
奥様「難しいものがあるんですねぇ」
わし「これはよそ者の考えかも知れませんが、日の岬への観光団体がこれに乗るとか、御坊市が補助を出すとかして増収策を取らないと紀州鉄道さんの経営もしんどい気がしますねぇ」(実は日の岬は美浜町にあって、御坊市域から外れてます)
そんな会話をしていると、キテツ1型は紀伊御坊に接近していました。
先程の奥様から「土日はあの電車が走るので、鉄道好きな方も沢山いらっしゃいますよ」と伺ったのですが、「僕もあれがいいんですけど、普通の人は冷房のある方がいいと思いますしねぇ」と答えるチキンなわたくしw
実際問題として、キハ600の由来とかを知らない人には「エアコンもついてないボロいディーゼルカー」としか思って貰えない可能性が高いと思われます(汗)それと紀州鉄道自体が良くも悪くも御坊市域の生活路線+日高港と国鉄駅間の連絡路線という出自を背負っている以上、沿線の観光資源を当て込むよりは「列車そのものを観光資源にする」のもひとつのテではないかという気がいたしました。

さて、次は御坊を離れて「沿線住民が存続を選択した」小さな私鉄を見てみたいと思います。

ex.1)ここから先は鉄の血が騒ぐ脳内妄想コーナーです(笑)

まず、紀州鉄道の現状を見るにつけ「線路の除草や車両の洗車もなかなかままならない=会社から経費節減を言われているか運営にやる気が見られないかどっちか」なのは明白ですので、三陸鉄道やわたらせ渓谷鐵道のようにイベント要素の高い新車を導入するのは難しいという想定でいきます。
んで、御坊駅の配線を何とかするという仮定でJR西日本と交渉してきのくにシーサイドを乗り入れさせる事を思いついたのですが、仮にJRが合意して御坊駅構内の渡り線を機能させるのと、DE10型機関車はともかく12系改造客車の入線に紀鉄の線路が耐えられるかという問題をクリアしたとしても、これまでの写真でお解りの通り、各駅、とりわけ終点西御坊駅の有効長が全然足りないのは容易に想像がつきます。御坊から客車を先頭にしたとしても、最後尾の客車以外は思いっきり駅前の踏み切りにかかるので警察に許可を取る必要も出てくるでしょう(;´Д`)

となると紀州鉄道単独、または沿線自治体と連携して町おこし事業を考えるのが次善の策かと思われますが、紀州鉄道固有の問題「全線が御坊市域に納まってる」のがネックになってくるかと存じます>お金を出す自治体が限られてくる。
まぁ、取らぬ狸の皮算用をするよりも今あるものでまず何とかする事を考えると、キテツ1型の車両構造はほぼ樽見鉄道の薬草列車やぼたん鍋列車と同じようなもん(笑)なので、同様に車内に机を持ち込んで料理列車を走らせるのもテかと存じますが、問題は「紀州鉄道の場合、路線が短い」「全線1閉塞であり、線路を改良しない限り行き違いができないのでイベント列車を仕立てると普通の列車が運転できない」のが頭の痛いところです。せめて日高川までの線路が生きていれば、日高川駅に列車を停めて車内で宴会というかイベントというテも考えられたのではという気も。梅酒となれずしで乾杯なんてのはどうでしょうか?w

ex.2)これまた鉄の妄想になりますが、路線長の短い鉄道の生き残り策というと思いつくのが「ぬれせんべいで有名な銚子電鉄」ですね。TVでも取り上げられたのでご存知の方もいらっしゃるやも知れませぬが、こうした「名物がないなら自前で名物作っちゃえ」的発想も増収増益に繋がる一つの方法かも知れません。

投稿者 まぐろ : 22:30|固定リンク | コメント (3) | トラックバック(0)

非エロ・紀州鉄道は清姫一夜寿司の夢を見るか?07

さて、ここでキテツ1型の観察なぞやってみましょうw

スノープラウ(=雪かき)があるのは北条鉄道がこの車両を発注した時に装備したのかな?それと非常時の救援連結や甲種輸送だけなら自動連結器で事足りると思いますが、どうやら同型車同士での連結運転を想定しているのか、密着式自動連結器やブレーキ管をしっかり装備していますね。ここらのディテールは「なりは小さくてもちゃんとした鉄道車両ですよ」というメーカーの主張が窺える気が致します。




一方こちらは運転席。西御坊到着時に運転士さんがブレーキハンドルを外しておられるので該当品が存在しませんが(笑)南部縦貫鉄道のレールバスよりは鉄道車両っぽい運転席ですね。これなら管理人(=PTOつきの4tトラックとか昔の直噴じゃなくて予備燃焼室のついた2tエルフ運転経験あり)でも、全線1閉塞の紀州鉄道なら何とか運転できそうですが、運転に必死でドアや放送などの客扱い操作にまで神経が回らないかも知れません(^^ゞ

これは空調や車外インターホンの操作パネルですね。「クーラーを始動するときはアイドリング状態で行え」とあるので、恐らく機関直結式なのでしょう。それと、どうでもいいことですが、インターホンがクラリオン製というのに萌えました(笑)








前の項で取り上げた運転席へのエアダクトの吹出口です。この車両、どうも運転席への空調吹出口がもともと存在しないようで、後付けというか工作のレベルでエアダクトを急遽設置したようです(w)実際、夏場はかなり暑くなる事が予想されますので、見てくれ悪化上等の工作でも、運転士さんの苦労を考えると、こうした設備は必須でしょう。

※そいえば、「大きなお子様に人気」のキハ603号ですが、あれ冷房ついてないんですよねぇ・・・。わたくし個人は趣味の人ですしw、たかだか数分の乗車では「窓開けたらええやん」という発想ですが、地元の生活路線ということを考えると、キハ603マンセーというのは、珍しい車両の撮影に際して一般人が写界に入ると怒鳴る、傍若無人な一部のマニアの思考回路に相通じるものがあるのではないかと考えております。
では、次回で紀州鉄道編はとりあえず最終稿です(^^ゞ

投稿者 まぐろ : 10:30|固定リンク | コメント (0) | トラックバック(0)

2006年06月18日

非エロ・紀州鉄道は清姫一夜寿司の夢を見るか?06

さて、紀州鉄道には御坊から1駅目に「学門」という駅があるのですが、この駅名のおかげで「受験お守り」として入場券が売れているのだとか。ちなみに学門は無人駅なので、入場券などの紀州鉄道グッズは次の紀伊御坊駅で下車してお買い求め下さいw




次の紀伊御坊には車庫があります。写真には部品取り用のキハ600型604号が写っていますが、左の車庫には土日とキテツ1型の定期検査時に出てくるキハ603号が休んでいます。

※キハ600はもともと大分交通耶馬渓線で走っていた1960年製の液体式気動車で、この車両は大きなお子様(笑)に人気が高いためキテツ1型入線後も先述のように休日・祝日はレールファン向けに本線運転を行っているようです。確かに私もキハ603の方がいいんですけどね(^^ゞ


紀伊御坊を出るとすぐ市役所前駅です。御坊に戻る列車では、ここから乗る人が多いというのは以前訪問した時に知っておったのですが、ダ○ドーの自動販売機を除くと、北海道の簡易乗降場もかくや?のつくりですね(^_^;)





市役所前からすぐ(本当に「すぐ」ですw)終点の西御坊です。唐突に線路が切れたようになっていますが、以前はここから線路が臨港地帯の日高川まで伸びており、貨物列車も走っていた・・・というより、そもそも御坊臨港鉄道自体が、国鉄から船に積む貨物や、船から降ろした貨物の輸送を設立の目的にしていたとのこと。




西御坊駅に降り立つと、その狭さに驚かされます。








西御坊から日高川への線路は、レールが撤去されずに残っています。しかし、軒先に流し台とバケツが見えますが、これを使ってキテツ1型の窓だけでも>迷惑になるからやめろ俺(;´Д`)





投稿者 まぐろ : 21:00|固定リンク | コメント (0) | トラックバック(0)

非エロ・紀州鉄道は清姫一夜寿司の夢を見るか?05

キテツ1型の車内です。運賃箱や車内の造作は「まんま路線バス」といった趣ですね。






あまりに路線が短いので運賃表示器の代わりに、どうやらExcelで作ったっぽい(笑)運賃表でも事足りる訳ですね。ちなみに天井に這っている、いかにも後付け感漂う銀色のダクトはエアコンの冷気を運転席に導くためのもののようです。





発車すると、紀勢本線と別れて御坊市街地を目指します。








キテツ1型は「冗談抜きに自転車で並走できそうな速度」でゆっくり進みます。昔の貨車のような2軸車なので、それなりに揺れますが。あと、先程からの写真で「窓を掃除してないのでワイパーで拭いた跡がはっきり解る」状態なのがお解り頂けるかと(汗)正直、洗車してワックスをかけてあげたくなりますw




で、前方注目。








せ、線路は、線路はどこ?という訳で本当に終点に着くのでしょうかというところで続く(^_^;)









投稿者 まぐろ : 06:30|固定リンク | コメント (0) | トラックバック(0)

2006年06月16日

非エロ・紀州鉄道は清姫一夜寿司の夢を見るか?04

さて、わたくし実は御坊駅で降りるはずが、実はこの辺りから眠くなってきまして、気がつけば

御 坊 を 発 車 す る と こ ろ で し たorz

仕方がないのでそのまま乗って行きます。
(この列車は御坊を出ると次の紀伊田辺まで30分ほど停車しません^^;)


で、紀伊田辺で誤乗送還手続きを取って貰い御坊まで折り返します。






113系車内。国鉄の香りが濃厚に残っています。ちなみに急行用の座席は窓側にもひじかけがつくのと、シートピッチが若干広くなる様子。






太平洋を眺めつつ列車は和歌山へ下ります。
※阪和線と違って紀勢本線は亀山>和歌山が下りになります。








ああ、いい景色・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(;゚ Д゚) …?!









な、なんだってーーーー!!(AA略





見れば見るほど強烈な印象のこの物件、帰宅後に調べてみると、なんでも自治省などが主導した「自ら考え自ら行う地域づくり」事業(1億円事業)の一環で印南町が総事業費9億3500万円を投じて建設したかえる橋なるものだとか。しかし、なんかこう、本当に「町発展に繋がる」のかちょっと疑念を呈したい気もいたします(^_^;)








で、御坊に着くと、何かが待っていました。








これが千葉県成田の芝山鉄道ができるまで「日本一路線の短い鉄道会社」だった紀州鉄道のキテツ1型軽快気動車です。このレールバスは元をただせば北条鉄道フラワ1985型でして、富士重工が第3セクター向けに作ったものです。ただ、バスの基準で作られているせいか、耐久性や乗車できる人数の点で色々問題があったらしく、資金に余裕のある3セク鉄道では「より大型鉄道車両に近い」軽快気動車に置き換えられる傾向にあるようです。
で、「紀州鉄道」で検索してみると、鉄道よりホテルに関する事項が目立つのに気付かれるかと存じますが、実は紀州鉄道は鉄道事業より不動産事業の規模の方が遥かに大きかったりします(^^ゞ
で、御坊市の印刷屋さんのサイトにこの鉄道の経緯が載っていますが、要約すると東京の不動産会社が「鉄道」の名を社名に入れるために買収したせいだそうでして(笑)もともとは市街地や港と離れた場所を通ることになった紀勢線との連絡のために建設された「御坊臨港鉄道」がそもそもの発端だとの事です。明治時代〜昭和初期にあっては、「おらが街に汽車が来る」ことが必ずしも歓迎された訳でもなかった事や政治的な争いや当時の土木技術の限界など色々な事情で、駅が市街中心に建設されなかった事例も散見される話だったようでございます。

ところが当時にあって陸上の主力輸送機関として非常に重要な位置を占める鉄道の威力が知られるにつれ、国鉄や大手私鉄の駅と市街地・港・工場・鉱山などを結ぶ支線を切望する地域では地元資本で短距離の鉄道を敷設する事が多かった訳です。和歌山県にもかつて有田鉄道や野上電鉄といった、紀勢線から山間に分け入る私鉄が存在しましたが、モータリゼーションの普及により、本稿執筆現在で和歌山県の私鉄は南海電鉄を除けばこの紀州鉄道と、次編「いちご電車は小鯛雀寿司の夢を見るか?」で取り上げる和歌山電鐵(旧:南海電鉄貴志川線)を残すのみとなってしまいました。

では、紀州鉄道の現状はどうなのか、早速乗車してみましょう・・・というところで続くw

投稿者 まぐろ : 03:00|固定リンク | コメント (0) | トラックバック(0)

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